心眼を鍛えるには/与えて欲しい人とキャッチしようとする人では雲泥の差

先日、久しぶりに大阪の上位ウェルシークラスに参加しました。

そこで、次のステージに行くための僕の課題が見つかりました。

その課題とは、わかりやすく伝えようとすることを辞めること(優しさを捨てること)です。

今回の記事は、その決意表明をするため書いてみました。

心眼のレベルを上げるためには

合気道の達人、塩田剛三先生が弟子におこなった心眼の稽古法があったそうです。

それは、塩田剛三先生が弟子に電話をして「あ~、あ~」という声色しか伝えない方法

その声色を聞いて、弟子は「先生が何を欲しているか?」を見抜き、釣り竿を用意したりなど、必要なものを持って行ったそうです。

 

その他、塩田剛三先生の師匠である、植芝盛平先生や、同じ時代を生きた中村天風先生なども、同じように弟子たちに「私に質問はするな。教えてもらおうとするな。私が言ったことがいったい何を意味するのか、自分で考えよ。」というスタンスだったようです。

こういったように、昔の武道には心眼のレベルを上げるための稽古をおこなっていました。

 

ビジネスでは正反対

ですが、ビジネスの世界では、「誰にでもわかるように、相手に伝える」というレベルを上げなければいけません。

高校生や大学生に物を売りたければ、そのターゲットの知能レベルを想定して、持っている欲求に刺さるようなワード選びや、キャッチコピーを書かなければいけません。

僕は、インターネット広告の仕事をやっていたので、

  • サプリメントを売るとき
  • 育毛剤を売るとき
  • 脱毛サロンの申し込みを獲得するとき
  • 車の一括査定の申し込みを獲得するとき

など、それぞれの商品を欲する人に向けた、わかりやすい言葉選びや、衝動的に申し込みをしたくなるようなキャッチコピーを考えながらやっていました。

 

リーディングはわかりやすく伝える能力が一番大事

これまで、スピリチュアルスクールで○界の感性をわかりやすく伝えて来ましたが、僕はビジネス的な方法で伝えて来ました。

わからない人にも、よりわかりやすく。

特に、波動の細かいニュアンスを言葉に変換して伝えるのは、とても難しかったです。

そのため、エネルギーの雰囲気やニュアンスを読み解くリーディングの精度を鍛えることができました。

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リーディングは、「読み解く能力+読み解いたことをわかりやすく伝える力」が必要です。

特に、伝える力が鍛えられていない人は、リーディングの精度も上がっていきません。

相手に伝えて初めて、仕事として完了するからです。

 

僕の次の課題

これまでビジネス的な伝え方で、○界の感性を伝えて来ましたが、この前久しぶりに大阪の上位ウェルシークラスに参加した時に、メンバーの一言で新たな僕の課題がハッキリとしました。

それは、メンバーに伝わりやすく伝えようとするのを卒業すること(優しさを捨てること)です。

 

これまで、僕の中に優しさがあったからこそ、相手に伝わりやすく伝えて来たのかもしれません。

ですが、わかりやすく伝えることで、文章になってしまいます。

文章なので、頭に知識としてしか入っていきません。(頭でしか考えられないようになる)

頭で理解しようとすることで、心で感じ取ろうとする力が成長していかないんですね。

 

これからは、メンバーのことを思うのであれば、メンバーの一人ひとりが、心眼のレベルを上げていき、僕にどんな目的意識があるのか、どういう方向に進もうとしているのか、ということを感じ取るレベルを上げる必要があると感じました。

メンバーの中にも、○界の感性が心にあるレベルの人と、まだ心で感じ取れていないレベルの人がいます。

そういったメンバーに成長して欲しいと思うからこそ、もうわかりやすく伝えようとすることを辞めなければいけないのだと感じました。

 

勘違いしてはいけないこと

これは、あくまで、僕の課題です。

なので、「小濱さんがわかりやすく伝えなくてもいいと言っているから、私も真似してみよう。」と思うのは、ただの勘違いしている痛い人です。

僕の場合は、わかりやすく伝えようとすることを何年何年もブラッシュアップしてきました。

だからこそ、次のステージに行くために、メンバーが心眼を鍛えるため、心で○界の感性を感じ取れるようになるために、わかりやすく伝えることを卒業しなければいけないんですね。

 

そして、もちろん、セミナーやリーディングメニューなども仕事としてやっているので、メンバー以外の新規のお客様に対してだけは、わかりやすく伝えることは、仕事を完了するために継続して行きたいと思います。

  • わかりやすく伝えないこと(メンバーの心眼を鍛えること)
  • わかりやすく伝えること(お客様に対して仕事をすること)

このどちらもできるようになることが僕の課題です。

 

くれくれ君の状態では心眼は鍛えられない

まとめになります。

優しさを捨てるという僕の課題なのですが、それは逆に言うと、僕の目の前にいる人がくれくれ君の状態だと、僕はその人を相手にしなくなります。

なぜならば、心眼のレベルアップは、「この人が何を言わんとしているのか?」「どういった心を伝えたいのか?」と、感じ取ろう感じ取ろうとする謙虚な姿勢から始まるからです。

「私にわからせてください」「もっと与えてください」といったような、くれくれ君の姿勢だと、そもそも心眼を鍛えるスタートラインに立てていない状態。

ちなみに、くれくれ君の意味をネットで調べると、

非常識なレベルで他人にものをねだる人を指す俗な言い方。

だそうです。

僕の課題は、心眼のレベルを上げるスタートラインに立っていない人への優しさを捨てなければいけません。

今回の記事は、そういった決意表明をするための記事でした。

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